県民大運動が愛媛県と予算交渉

愛媛県民大運動実行委員会は11月18日、県議会議事堂4Fの農林水産会議室で2020年予算に向けた交渉を行いました。4部に分けた交渉は、それぞれ県側担当者が10名~15名、私たちが12名ほどの規模で行われました。

このうち、原発に関する問題では、関西電力の巨額の還流疑惑が取り上げられ、四国電力の伊方原発と自治体との間に疑惑がないのかを問いただしました。産業政策課の担当者は、四国電力の報告を信頼していると協調し、愛媛県として独自に調査する考えのないことを明らかにしました。しかし私たちから、「県の幹部と四国電力との間で歳暮等のやりとりはないのか」との質問に対しては、口ごもったまま、回答ができないままでした。

また、午後最終の教育委員会との交渉では、実業高校の寄宿舎に入っている生徒たちの夕食が毎回冷たい弁当である実態が示され、現場の教員から改善を求める声が出されました。参加者からは、「驚いた」、「あまりにも冷たい」、「聴き置くだけにせず、必ず改善をしてもらいたい」との声があがっていました。